ムジュラの仮面3D感想など
ムジュラの仮面3Dクリアしたので軽く感想書きがてら、シリーズでプレイ済みの作品を整理しようかなと。
ムジュラの感想はちゃんと書くと書き終わるまでに日数かかっちゃいそうなので、ほんとに軽く書きます。
1.テキストが一番面白いゼルダ
ゼルダの伝説シリーズはてテキストが面白いってイメージはあまりなかったのですが、今作はテキストが面白くて、わずかな変化を探すのも楽しかったです。かなりRPG的な楽しみ方が出来ました。
3日間の中に因果関係や起承転結が詰め込まれていて、それらを自分で探すことで人物の背景が浮かび上がってくる。そうすると短いテキストからも色んなことが読み取れるんですね。
特に生活の中で覆われていった本当の(負の)感情が詳らかになっていく様は、どんなアポカリプスものよりも生々しく、深い共感をもって体験できました。
それでいて最初の1日に戻ると相手としては全くなかったことになっているというのも◎。振出しに戻ることで相手が他人であることを思い出させられるというか、縁を結んでいかないことで究極的には理解できないという奥行きが生まれてる気がします。
今作のリンクはハードボイルド探偵っぽさがあるのもよかった。
2.何度も挫折したゼルダ
ムジュラ3Dは発売日に買ったゲームだったのですが、やっとクリアできました。
ちなみに4回目くらいの挑戦で、今回は絶対クリアするつもりでプレイしました。
挫折した原因として、少し時間が空くと何をしていたのかわすれちゃうこと、それでいて調査することが無限(に思える)に散らばっていて無力感に囚われることが挙げられるかなと思います。自由度の高いゲームに弱いんです……。
あと3日間をなるべく巻き戻さずできる限り完璧に一度にたくさんの事件を解決したい、と思っちゃうんですよね。うっかり時間を間違えたり失敗するとまた巻き戻さなきゃいけないのが結構がっかりしてやめちゃってました。
攻略は一切見ないでアイテム・仮面はすべて回収、団員手帳も全て解決したので、完全クリアと言えると思います。も~本当に大変でしたが、わりとだれることなく遊べて楽しかったです。
一番苦労したのはグヨーグっていうボスで、シリーズで一番強くないですか?
時間たっぷりあったのに危うく月が落ちてダンジョンやり直しになるとこでした。
あとはロックビルも初見ではぐれ妖精含め完クリできたんですが、あともうちょっとで月が落ちてくるところで危なかった……。
それだけにクリアした時の爽快感はすごくて、この達成感がゼルダの醍醐味ですね。
3.不満点
64のゲーム全般に言えるんですけど、カメラワークが悪いんですよね。子どものとき64やってた人はたぶん気にならないのかも。
時オカやムジュラはL注目があるからまだマシなんですけど、それでもいわゆる右スティックでの視点調整が出来ないのは痛すぎる。
なんかリンクの視線が若干下向いてるので先が見づらくて……って思ってたらクリア後に読んだ社長が訊く『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D』でNew3DSなら視点操作が出来るって書いてあって、なんだかなあって感じです。これは旧3DSにもちゃんとできるようにしなきゃダメな要素だったと思います。
あと、Aボタンのコマンドが若干挙動が怪しくて意図しない動きをしちゃうことがたまにありました。特にしゃべるコマンドは特定の角度や距離から話しかけなきゃいけないのがだるかった。
ただ逆に言えば不満点はそれだけです。
とにかく今やっても唯一無二の魅力がある、本当に面白いゲームだった。
ゼルダシリーズのプレイ歴
一応いつか全部やりたいと思っているのですが、もたもたしているうちにブレスオブワイルドとか出て乗り遅れてる感ありますね。
全部と言っても同タイトルのマイナーチェンジとかはやらなくていいかなと思っています。例えばムジュラ3Dクリアしたので64版はやらないとか、そんな感じ。
あとリンクのボウガントレーニングとかもやらないと思います。
リストは元作品の発売順でまとめてます。
クリア済みのタイトル
ゼルダの伝説 風のタクト(HDもクリア)
未クリアタイトル
ゼルダの伝説 ふしぎの木の実(大地の章・時空の章)
こんな感じで、結構やってるとは思うんですけど。
やってないタイトルには色々理由がありますが(2バージョンあってどっちにすればいいのかよくわかんない、VCが無い、Wiiリモコン嫌い、1人でやるとだるい、Switch持ってない)次やるとしたら不思議の木の実かなあ。