100%妄想的主観で書くスマブラ実況考察~初心者配慮メタ編~
先日スマブラ Advent Calendar 2017 - Adventarという企画で↓のような記事を書いたのですがcapsule-sider.hatenadiary.jp
もうちょっと実況について書きたくなったので、書きます。
テーマはそもそも初心者への配慮はいるのか?です。
結論から言うと、
必ずしも必要ではないと思いますノ ̄□ ̄)ノ ~┻━┻ドガシャーン!!
必要ではないというのは正確ではありませんが、現状で必要十分、これ以上はいいんじゃね?と個人的には思わなくもなくもない(どっち)。
え?じゃあ前の記事ってなんだったの?って思われるかもしれませんが、
もし初心者への配慮をしないならばキャラクターの基礎的な知識を語る必要は無い。
配慮するならばもっと簡単な言葉に置き換えたり省いたりした方がいい。
という意味で、解説のさじ加減を考える必要自体はあると思うんです。
だからあの記事はあの記事で必要な子だったんです。生まれてきてくれてありがとう(?)。
記事のアイデンティティを雑フォローしたところで、なぜそう思うのかについて考えていきます。
理由は大きく2つあります。小論文だと無理矢理もう1つ増やせって言われるやつですが無いものは無い。
理由1:そもそもどれだけの初心者が実況動画や配信を観るのか
日本のe-sportsの現状を分析しなくても分かることですが、そもそもスマブラの配信や実況動画って能動的に観ようと思わないと観る機会がほとんど無い。
特に配信ですね。時間が縛られてしまうので都合が合わないこともあるし、予め観ることを決めていないとスマ勢でも見逃したりしますよね?
こういう時テレビは強くて、テレビつけたらやってたからルールとかよく知らないけどつい観ちゃった→意外と面白い→次も観よう→いつのまにか詳しくなってた、のコンボが期待できるんですよね。マイナースポーツでよくある現象です。
偶発的に目に触れる機会があるかどうかというのは、初心者を取り込む上で重要だと思うんです(スマブラで言えばTwitter等のSNSが一応テレビに近い役割を担える)。ここで言う初心者とは、ゲーム自体普段しない人~ガチ勢のスマブラには興味がない人のことを指します。
逆に「ガチ勢に興味があるスマブラ初心者」なら観に来る人は全然いると思います。
そういう人は多少マニアックなことを言っても能動的に理解しようとしてくれるだろうし、むしろ自分1人では分からない細かい要素を拾ってほしい人も多いと思います。
そういう層が楽しめる方向性を目指す方が現実的かなと思います。
理由2:長くて細かくて早口でも分かりやすい解説ができる
今更なんですが、僕は実況と解説を分けて考えて文章を書いていません。
実況的実況、解説的実況という感じで、同じ実況というジャンルのうちどちらの特性が強いかというだけだと考えています。
前回の記事では解説的実況より実況的実況に比重を重くしたほうがスマブラ知らない人は楽しめるということを書いていたということです。これ書いとけばよかったなあといまさら思う。
閑話休題。
これは大会配信とか観始めたときにも思ったことなのですが、情報量が多くても異常に分かりやすい解説をしてくれる方が多いんですよね。すごい。
特に9BさんやRainさんの解説を初めて聞いたときは驚きました。
長い、細かい、早口という分かり辛くなる要素が揃っているのになぜこんなにも分かりやすいんだろう、と。
一瞬で必要な引き出しを開けて、必要なことを全部正確な順番で並べていくような解説という印象です。
早いんですけど筋道がしっかりしているのでついていけるんですよね。
こういった高い水準の解説をできる方が何人もいるので、この部分を殺していくようなのはやっぱりもったいないし、現状で十分に分かりやすいと多くのスマ勢は思っているのではないでしょうか。
それとさっき書いたガチ勢初心者にもこの解説は刺さるんですよね。
それでも初心者のことを考えるのは大事
だと思います。
だからこそ前回の記事では初心者に面白いと思ってもらえる要素を考えてみました。
かつて格闘ゲームでゲーセン文化が衰退していったように、閉じたコミュニティはいずれ衰退すると思うので。とかゲーセン世代でもないのにもっともらしく言ってみます。
試行錯誤なかりせば、盛者であれども必衰せむ。
そんな中、初心者への配慮に心を砕いている大会スタッフの方達は素晴らしいですね本当に。
次回予告
そんなわけで今回は100%妄想的主観でお送りしましたが、もう一本実況について書きたいと思っています。
次回のテーマは「実況にあると嬉しい要素」について書こうと思います。
全く詳しくないですが甲子園実況とかを無駄に絡めていきたいと思います。
ここまでお目通し戴き、ありがとうございました。